Be Minority
シンガポールで縁のあった実業家のおじさんから言われた事が印象的でよく覚えている。彼は富裕層で現在経営者をしているが、もう出会って6年程の付き合いだが当時は雇われ社長をしていた。と言っても世界に名だたるグローバル企業のAsia Pacific RegionのCEOということで既に大成功者である事は間違いない。
ある時、彼に 「どうやったら成功できるのですか」と聞いてみると、
Be Minortiy と言われた。
直訳だと「少数派であれ」だが、その時は???だった。
最近は少し意味が分かる気がしてきた。
「皆と同じ事をしていると皆と同じ」「皆と違う事をしていると皆と違う存在になる」当たり前のことだと思うけど、でも実際「皆と同じ」が安心したり居心地が良かったりする。一方で「自分は特別に見られたい」という矛盾した欲求もある。
彼は自分にとって憧れの一つであり、それまでTVの中でしか見た事のなかった、いわゆる「富裕層」の実態を肌で感じる貴重な存在だ。先週のシンガポール訪問では久しぶりに色々と話ができて良かった。
自分はまだまだMinorityではないけれど、それでも自分なりの存在感を持って社会に貢献できるような生き方をしたいし、それを目指すことはわくわくする。
目の前のことに振り回されてこんな事は常に考えることではないけれども、
ふとした時に思い出して頑張ろうと思う。
それじゃ 明日も頑張ろう
おかず