おかずブログ 徒然なるままに

33歳男子。外資系商社勤務。適当に仕事の事とか書きます。

安心感

散髪しました。

引っ越してからも、前に住んでいた街までわざわざ電車に乗って髪を切りにいく。別に今の家の近所でもお店はたくさんあるし、技術的に優れた美容師さんは探せばいるのだと思う。でも今のところ興味がない。

今お世話になっている美容師さんは、いい感じの中年おじさんで、話がしやすい。基本的に任せているので、その時その時の気持ちで適当に切ってもらっている。まあ、この歳だからというものあるけど、出来栄えはいちいち気にしない。

前ぐらい短め、とか、今日は長め、とか、注文はその程度。先方からしたら良いお客さんだと思う。普段、営業の仕事をしているので、この安心感は勉強になる。あと、美容師さんに最近の出来事や仕事の話、家族の話、悩み相談等、割と個人的な深い話をする人は多いと思う。

なんていうか、丁度良い距離感なんだと思う。
あと自分の場合は、年代が一回り以上先輩の方なので、安心感が違う。

やっぱり安心感は大事なんだなぁ。


安心感があると、多少の出来不出来によって、お金損したなぁ〜とは思わない。
金額的に見たら、10分で安く散髪できるし、30歳サラリーマン男性の髪を切るうえで完成形の誤差なんて知れている。

 

①¥1000で10分、自宅から徒歩3分と、

②¥4000で30分 + 電車で15分と、どっちが良いか。

目的は同じ、「髪を切ること」である。

 

明らかに経済的・時間的効率の悪い②をなぜ選択するのか。

「効率」と言ったが、仕事において「効率を高めること」は非常に重要である事は誰でも理解していると思うけど、その効率を捨ててまで不効率を選ぶ理由は何なのか。

 

それは、「満足感」なのだと思う。

 

自分の場合は、その美容師さんから大変参考になる話がたくさん聞けるので、勉強になる事が多くある。また長い間通っているので、カットに関して説明不要=楽ちん。

出来栄えも気にしない=安心している。 結局、不効率なのに満足感があるのだ。

 

人間には感情があるので、効率が良い事だけが絶対的な理由にはならない。

営業の仕事をしているので、お客様に本当に満足感を提供できているかどうか、今一度肝に命じて取り組もうと思う。

 

おかず