これからの働き方
先日、早いもので31歳になりました。
これまで、とにかく残業だらけでガムシャラに働いたり、毎日燻ったり、海外就職を含めた2度の転職もあったりと、それなりに色々な事があった20代を終えて、これから30代のステージへ進んでいくなか、改めて「働く」ことについて書きたいと思います。
先ずネガティブな事ですが、現実的な事をいくつか挙げますと、
・努力は報われない。(=努力そのものが評価対象にはならない)
・会社で2倍の収益を上げても、給料は2倍にはならない。
・年上のあの人より収益を上げていても、給料は自分の方が低い。
このような事について、何故なのか疑問を持ち、またその理由を明確に説明する事はできますか。僕は全く答えられませんでした。
これからの働き方について、最近読んだ本が非常に参考になったので紹介します。
得意先の方からご紹介いただいた書籍で、あっという間に読み終わりました。
新書なので手に取り易く非常に読みやすい内容となっていると思います。
=一部、キーワードを抜粋=
・「使用価値」と「価値」は異なる
・労働力も立派な商品である
・個人も売上高(年収)よりも利益率(自己内利益)に着目する
・仕事が資産の積み上げになっているか
資産を作る仕事=会社に利益を提供する
・顧客との人間関係
・業界での専門知識
・業界での相場観
・社内での人脈構築
・市場の情報源となる
・自己の経験からくる判断力 等々
会社へ利益を提供すると同時に、それらが自分の資産にもなる働き方は、日々の仕事に対する姿勢やキャリア形成を考える上で一つの重要な要素になると思います。
自分もひとつひとつ「積み上げ」となる様に意識して過ごして行きたいと思います。
おかず