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おかずブログ 徒然なるままに

31歳男子。外資系商社勤務。徒然なるままに気ままに日々を綴ります。

海外転職 体験記4 出会い

以前アップした「海外転職 体験1〜3」では、ネガティブな経験もシェアさせて頂きましたが、今回は人との出会いについて書きたいと思います。色々と辛くて、大変に後悔した日々もありましたが、いま強く思うことは、そこでご縁を頂いた現地での人達との出会いに助けられ、それが僕にとって一番の財産になっているということです。

 

シンガポールで新しい家族ができました。

 

仕事や上司との関係がうまくいかず、完全に自信を失って悶々とした後悔の日々を送っていた時の事でした。当時は現地在住の日本人の方々とルームシェアをしていたのですが、正直そこでの居心地はあまり良くなく、都心の立地でしたので経済的にも厳しい状況でした。そんな時、ある現地で出会ったシンガポール人から、「知り合いのところに居候させて貰ってはどうか」と誘われたのです。早速、住所を聞いてその家族に会いに行ってみました。物静かなお父さん、おしゃべり好きなお母さん、そして当時は高校生の息子が2人いる4人家族でした。いきなりの日本人の若造の訪問に最初はお互い緊張しましたが、僕は片言の英語で、自分が精神的・経済的に困窮していること。住環境を変えたいということを伝えました。その日のうちに、じゃあ一緒に住もうと言ってくれたのです。そして、翌月から一緒に住み始めました。

 

この家族との出会いで僕は救われました。

本当に感謝してもしきれないくらい、本当に本当に大きな支えになりました。

そのお宅は日本人にとってはかなりマイナーな郊外の団地でした。近所に日本人は住んでいません。(日本人が住むのは主に都心エリア)完全ローカル生活です。けっして裕福とは言えない家庭でしたが、僕を本当の家族のように受け入れてくれて、悩みも全部打ち明けて、特にお母さんには色々と相談しました。二人の息子は僕のことをお兄さんと慕ってくれました。週末は一緒によく出かけたものです。この家族との生活が当時どれだけ支えになったことか。もう本当に感謝しかないです。何故こんなにも外国人の若造に優しくしてくれたのか、今でも不思議に思うことさえありますが、この家族とは死ぬまで一生付き合いたい思います。かけがえのない家族だと思っています。

 

その後、シンガポールから日本に戻り4年ほど経ちますが、1年に1回は必ず会いに行っています。僕には実姉がいますが、二人の息子は弟のようでとても可愛いです。上の子は社会人となり立派な青年になりました。家でオンラインゲームばかりしていた下の子は現在兵役中(シンガポールでは約2年間の兵役義務あり)、最近なかなか連絡を取れませんが、たくましく成長しているだろうと思います。日本にきたら秋葉原に連れて行きます。

 

将来、子供ができたら、シンガポールに留学させて全部面倒見ると言われています。

また自分としては今度は駐在として同国へ行くチャンスがあれば最高かなと思っています。今年はその家族が日本へ遊びにくる予定で、本当に楽しみです。

僕の(本物の)家族ともご対面いただこうと計画中。ワクワクしています。

 

そんな訳で、とても辛く後悔の日々を送っていましたが、この家族とのご縁が一番の財産となっています。

シンガポールで、僕は大きな挫折と最高の出会いを得ることが出来ました。

だから、とても思い入れのある国となっております。

 

またいつか、住みたいと思いつつ頑張ります。

 

おかず